東京都ではオリンピック招致委員会が設立され、羽田空港の国際線化も進んでいます。大田区は今後空の玄関として多くの人々が訪れます。その人たちを区内の商店街にどう取り込んでいくのか、商店街を元気にしていく大きなチャンスであります。
昨年はいじめなどが大きな社会問題になりました。人の話に耳を傾け、相談にのる、みんなでどうすればいいのか考えていく、こういう地域の様々な連携が必要です。そうした地域連携を醸し出していくのが商店街なのです。これまでも地域の安全・安心を守っていくときに、重要な役割を果たしてきました。これからも、季節ごとの売り出しやお祭りなどのイベントをにぎやかに行いながら、地域のコミュニティの核となっていかなければなりません。
区としてもこうした商店街への支援策として、イベント・活性化事業、装飾灯の維持管理、IT講習会などの様々な助成事業を行っています。特に、商店街活性化策の一つとして平成16年から始めた「商店街再生支援事業」の取り組みを強化しています。商店街に専門家のアドバイザーを派遣し、商店街の皆様方で問題点は何か、具体的な解決策は何かを議論し、その商店街の特色を生かした活性化策を考え実践していただいています。
これまで一店逸品運動の推進、新製品の開発、イベントの見直しなどが行われ、着実に成果をあげてきています。 今年も多くの商店街がこの事業を活用されより一層魅力ある、にぎわいのある商店街になるよう区としてもこの事業を積極的に取り組んでまいります。
ところで、区では昨年「大田区産業のまちづくり条例」を一部改正し「商店街において小売店等を営む産業者は、当該商店街の振興のため商店会等が行う事業への積極的な参加と応分の負担等をすることにより当該事業に協力するように努めるものとする。」という項目を追加しました。
この条例改正を実りあるものにするためには、それぞれの個店が元気を出し、地域に密着した特色のある商店街づくりに取り組み、地域の皆様方から、商店街があってよかった、面白いまちだ、といわれるようになっていかなければなりません。 年頭にあたりまして、大田区商店街連合会会員の皆様のご健康とご活躍を心からお祈り申し上げて新年の挨拶といたします。